| フィルターレス、スーパーサイクロンのコストメリット |
従来のサイクロンの構造
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従来、液中の異物を補足する方法としてフィルターが広く使用されてきました。
フィルター使用の場合、補足したいコンタミ類の粒度によりフィルターを使い分けて使用する
ことにより比較的簡単に希望する粒度補足が出来ました。
近年においては環境問題が露になり、産業廃棄物をできるだけ出さない方向で時代は変わり
つつ有ります。また、フィルター自体は使い捨てのためそれ自体が産廃となってしまいます。
フィルター自体にコストが発生し、年間では多大なランニングコストが発生します。
以前から上図のようなサイクロン装置が多く利用され、産業廃棄物を出さない装置として使用
されています。構造的には外部から圧力をかけた汚液を内部に取り込み、内壁に発生した
遠心力で清水と固形物にローコストで分別することが出来ます。
この装置は簡単な構造で比較的細かなと固形物を取り除くことが出来ますが自然流に任せて
いるので一定の大きさの固形物(例えば10㍈から20㍈)までしか取り切れませんでした。
本装置では、高速モーターで回転するタービン羽根を内部に設けて、羽根の強い遠心力を利用
していますので自然流のサイクロンに比較出来ないほどの遠心力を得る事が出来ます。従来
のサイクロンで取り切れなかった微小固形物が取れるようになりますので低コストで遠心分離
器に近い性能を発揮いたします。
超高速スーパーサイクロンではフィルターは使用していないためランニングコストは何も発生
いたしません。本装置の適用により大幅なコストダウンが可能となります。
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(第1842号日本発明振興協会、日刊工業新聞主催において発明奨励賞を受賞しました)

超高速スーパーサイクロンの構造 |
メンテナンスフリー
超高速スーパーサイクロンにはフィルターエレメントが無いのでエレメントの交換
作業は必要なくエレメントに多額のコストもかかりません。
構造が簡単でシンプルなため、目詰まりの発生もなく点検作業も容易です。
環境対策
フィルターエレメントは産業廃棄物となります。超高速スーパーサイクロン”は産業
廃棄物を出さないので企業の環境対策、ISO14001対応、産業廃棄物処理コストの低減に
つながります。
サイクロン装置の限界
従来のサイクロン装置は簡単な設備でかなりの顧客満足度を得ることが出来ます。
自然流入式のサイクロンは入力側に圧力をかけ遠心力によりコンタミ類を分別しますが、
動力が無いため一定以上の遠心力を発生させることは限界があり、粒度分布を上げようと
しても困難な状態であり今以上の性能を求めても構造上出来ませんでした。
スーパーサイクロンは内部にタービン羽根を設け、高速モーターを使用して強い遠心力を
発生させることに成功しました。タービン羽根の回転数を上げることにより従来のサイクロン
に比較して数倍から数十倍の遠心力を得ることが出来ます。
フィルターレスの効果
超高速スーパーサイクロンの濾過精度は通常95%、1ミクロン~1000ミクロンの幅広い
粒子補足が可能です。適用流量は20L/minで順次流量に対応出来る機種を製作していきます。
コストメリット
超高速スーパーサイクロンは粒子径1ミクロンまで除去が可能なため今まで取り
切れなかった分野まで(例えば遠心分離器)活躍出来ます。
使用例
・現在ご使用中の産業用のフィルターのコストや環境対策として回収率95%以上の
高精度フィルターとして活躍が出来ます。
・製薬、化学、食品、飲料の原料の分別など。
・自動車、工作機械、加工業界の切粉回収など。
・各工場、水処理業界の循環水、排水の濾過など。
・半導体産業での不純物徐去など。
・洗浄水の異物徐去など。
従来のフィルターではエレメントの交換に機械を止めて作業をしなければならず、時間のムダ
が発生しますが本装置ではゴミ類の排出には機械の運転中でも出来ます。
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